2015年3月13日金曜日

■『よのなかを変える技術』の目次を発表 ~ソーシャルデザイン入門書

 4月22日に『よのなかを変える技術』今一生・著/河出書房新社)という新刊本が、全国の本屋に並びます。

 中学生以上なら、誰でもわかりやすくソーシャルデザインを学べる入門書。
 スティーブ・ジョブズ、ビートルズ、ドラッカーまで登場し、ワクワク読める1冊です。

 すでに、ソーシャルデザインやコミュニティデザイン、社会起業などは大学や高校、専門学校、予備校などで学部や学科、コースなどが続々と新設され、「教育界の次のトレンド」になっています。

 「社会のダメな仕組みは、デモや祈り、政治だけでは変わらない」
 そう気づいた方に読んでほしいです。

 すでに、Amazonでは予約注文が始まっています。


 「目次」を紹介します。

序章 ~よのなかを変える「ソーシャルデザイン」って何?

第1章 きみのまわりを見わたしてみよう
 ◆まずは身のまわりから見てみよう
 ◆きみを困らせる「よのなかの仕組み」は何?
 ◆必ず誰かが困ってる
 ◆困ってる人との付き合いを深めてみる
【コラム】●シェアサイクルの仕事でホームレスをなくすホームドア

第2章 よのなかはどうなっているか
 ◆困ってる人のまわりはどうなっているか
 ◆「仕組み」にある課題を発見しよう
 ◆当事者固有の価値を発見しよう 〜「仕組み」が変わりはじめる時
 ◆7つのSTEP 〜新しい「よのなかの仕組み」へ
【コラム】●地元を元気にするために起業する高校生たち

第3章 仲間をみつけよう
 ◆「よのなかの仕組み」を文章にし、人に伝えよう
 ◆同じ志をもつ個人・団体を探そう 〜共感者はいろんな場所にいる
 ◆きみの話を多くの人にわかりやすく伝えるために
 ◆人を集める 〜キックオフ・ミーティングを開催する
【コラム】●カフェを営み、県内の高校生をつなげる10代

第4章 「よのなか」を変えるには
 ◆困ってる当事者が満足できる活動を作ろう
 ◆問題解決までのロードマップを作ろう
 ◆リーダーとして「マネジメント」を学ぼう
 ◆スタッフそれぞれの強みを発見し、役割を分担しよう
 ◆出来ない理由をあげつらうより、出来る方法を探し出そう
 ◆正しさ以上にわくわくできる活動で多くの人を巻き込もう
【コラム】●小学生でもゲームで化学の楽しさを伝えられる

第5章 新しい「よのなか」を続けるために
 ◆活動の成果を定期的に外へ広く伝えよう
 ◆解決できる仕組みは他のまちへ広げ、後輩へ定着させよう
 ◆続けるための仕組みを作り出そう
 ◆活動の初期から経費を賄える収入を作ろう
 ◆イベントを開催し、活動への共感者を増やそう
 ◆注目を集めよう 〜新聞やテレビから取材される技術
【コラム】●9歳の小学生でも、多額の寄付を集められる

第6章 新しい「よのなか」を作った人たち
 ◆動き出した全国の10代たち
 ◆若者にしかできないアクション
 ◆世界中で増え続ける社会起業家 ~ソーシャルビジネスって?

関連ブックリスト/購読者向けサービス特典
あとがき 〜困ってる当事者とのつきあいから社会を変えよう
著者紹介


 よのなかを変えるとは、あなたやあなたの大事な人たちを苦しめる「よのなかの仕組み」を変えること。
 よのなかの仕組みを変えること=社会をデザインすること=ソーシャルデザインなんですね。

 実際、政治に法律や制度の改正を求めても、何十年も年月がかかるような社会問題はたくさんあって、それぞれの問題の背景には、必ず誰かを苦しめる「よのなかの仕組み」が存在します。

 「イジメはかかわると面倒だ」という思い込み。
 「親の所得で子どもの学歴がほぼ決まる」という教育市場の傾向。
 「受験偏差値の高い大学の卒業生を優先的に雇用する」という人事採用の基準。

 「家出や売春をするような子は不良で、努力してない」という偏見。
 「公衆トイレは男女で同じ床面積だから平等」という習慣。
 「制服を着用して登校しなければならない」という校則。

 「同性愛者どうしの結婚は許さない」という法律。
 …など。

 こうした「よのなかの仕組み」を根本的にひっくり返し、画期的な解決モデルとより生きやすい価値観を作り出し、普及・定着させることが、ソーシャルデザインの面白さです。

 政治や行政が解決できずにいる社会的課題を、民間で市民自身が「よのなかの仕組み」を変えられる革新的な方法を生み出すことによって解決に導いている事例は、世界中で急増しています。

 なので、ソーシャルデザイン/ソーシャルビジネスの解決対象になる社会的課題は貧困解決・障がい者福祉・地域活性化・途上国支援・多文化共生・動物福祉・戦争回避など、広範囲にわたります。

 もう、政治家や役人によのなかの仕組みを作ることを任せたり、デモや文句を言っているばかりでは、らちがあかない時代になっているんですね。


■『よのなかを変える技術』を買う3つのメリット

 『よのなかを変える技術』を買うだけで、以下の3つのメリットが得られます。

(1) ソーシャルデザインに関して著者に無料相談できます!

 著者の今一生が、ソーシャルデザインに関する相談に応じます。

 通常、1時間で1万円の相談料金が、この本を書店などで購入した読者に限り、初回のみ0円で相談できます。
 相談をご希望の方は、Skype(スカイプ)をダウンロードし、著者のID(con-isshow)にアクセスしてください。

 この無料相談サービスは、2015年4月17日~12月31日までの期間限定で実施します。
 ソーシャルデザインに関心のある友人・知人に、下記をRTして教えてあげてください。


(2) 買うだけで東北の被災地の子どもを支援できます!

 『よのなかを変える技術』の著者は、印税のうち10%(=本体価格の1%)を「ハタチ基金」に寄付します。

 「ハタチ基金」は、東日本大震災による被災孤児および被災地の子どもへの心のケア、学び・自立の機会を継続的に提供する事業をしており、子どもたちが20歳になるまで続けられます。

 なお、「ハタチ基金」への寄付は、『ソーシャルデザイン50の方法』(中公新書ラクレ)を買うだけでもカンタンにできます。

(3) あなたの地元に著者を呼ぶと、著者サイン入りを1冊プレゼント!

 2015年7月末日までの期間限定で、「講演謝礼3万円+往復交通費」(※宿泊費がかかる場合は別途5000円を加算)の安価で、著者の今一生があなたの地元の町に飛んでいき、ソーシャルデザインに関する基礎的な講義を行います。

 講義を申し込まれた先着10名様まで、講義の会場で著者サイン入りの『よのなかを変える技術』を1冊プレゼントします。
 お問い合わせや詳細は、この記事に書いてあります。

 ソーシャルデザインやコミュニティデザインを学校で教えたい教職員の方はもちろん、10代や大学生などによる主催イベントも歓迎します。

 「14歳の世渡り術」シリーズの1点である『よのなかを変える技術』は、中学・高校などの学校図書館向けに大量に販売されることもあり、在庫が早めになくなる可能性があるため、お早めにAmazonで予約注文をしておくことをお勧めします。

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